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JM-BISC Web検索システム概要

概要

「JM-BISCカレント版」のご利用者を対象として JM-BISCの最新データをご提供するサービスです。
JAPAN/MARC全件(※)のデータを収録した「JM-BISC全件版」の機能を (PCにセットされたDVDメディアからではなく) インターネット経由で利用するシステムです。
全件版の全ての検索機能を利用することができ、データのダウンロードも可能です。
ディスクのプレスおよび配送にかかる期間が短縮できますので、 より最新に近いデータをご利用いただくことができます。

※「JM-BISCカレント版CD-ROM」のみご利用の場合は カレント版の収録範囲(1997年〜最新)のデータをご利用頂けます。
明治期以降のJAPAN/MARC全件をご利用頂くには 「JM-BISC全件版」のご契約が必要です。

検索プログラム

CD-ROM/DVD-ROMをご利用の場合と同等の使い勝手(ユーザーインターフェイス)でご使用頂けます。
現在JM-BISCの検索プログラムは 「検索プログラム本体(ユーザーインターフェイス部分)」と 「検索用DLL(検索エンジン部分)」とに分かれており、 検索用DLLのAPIを使用することによりWindowsベースの図書館システムから 「JM-BISC」の検索機能を利用することが可能です。

・検索プログラム本体では「検索用DLLに検索文字列を渡して結果を受け取る (〜表示・印刷・ダウンロードをおこなう)」という処理をおこなっています。

・検索用DLLでは「検索可能なデータベースを探して検索プログラムに通知し、 検索プログラムから検索文字列を受け取って検索を実行し、 結果(J/M形式に準拠した書誌データ)を返す」という処理をおこなっています。


CD-ROM/DVD-ROM検索の場合

処理の流れとしては、

ということになります。


Web検索(クライアント側)

Web検索システムでは検索用DLLに実装したWebサーバへの問い合わせ機能を使用して 「Webサーバへ検索文字列を渡して結果を受け取る」という処理をおこなっています。

この場合の処理は、

ということになり、(検索用DLLを使用する)検索プログラムから見た場合 検索対象がCD-ROM/DVD-ROMであってもWebサーバ上のデータであっても 同じ使用方法で使用でき、同等の結果を得ることができます(※最大件数に制限あり)。


Web検索(サーバ側)

Webサーバには「JM-BISC全件版」の最新データ(JAPAN/MARC全件データ)を置き、 検索用DLLと同等の検索機能を持ったcgiプログラムにより検索を実行して結果を返します。


ウェブブラウザを使用した検索との違い等

JM-BISC Web検索システムでは(現時点では)専用のクライアントプログラム(検索用DLL) からの検索のみサポートしています。
「検索文字列」と「検索結果のデータ」のやり取りのみとなりますので、 表示を整形するためのhtmlタグ等がなく、また一部項目のデータを圧縮しているため 必要最小限のデータしか送受信されません。

一度の検索に対する該当データは一度に返ります(※最大1000件)。
検索結果の該当データ一覧・詳細表示はWebサーバへアクセスせずに表示できます。 (一覧表示を数十件単位で表示して、「次ページ」を押すたびにインターネットへアクセス、 一覧表示から「詳細表示」を押すとまたインターネットへアクセス、というようなことはありません。)


※検索結果「最大1000件」の制限

最新の「JM-BISC全件版」に収録された約459万件のデータは合計で約2GBあり、 一件当たりの平均レコードサイズは460バイト程度になります (1000件で460KB程度として、ダウンロード速度3.7Mbps程度の環境で 検索結果のダウンロードに1秒かかります)。
通信回線・Webサーバへの負荷を考慮して現時点では1000件までとしています。
ユーザ側の回線はFTTH環境を推奨しますが、低速な回線での利用を考慮して 最大件数を100件/250件/500件へ設定変更して使用することも可能としています。





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